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「10年落ちなのに200万円近い値がついた」。ハリアーの買取実績を見ていると、こういう例に出くわすことがあります。国内SUVのなかでもリセールの強さは頭ひとつ抜けていて、世代とグレードで相場は大きく動くものの、現行80系なら約140万〜460万円、先代60系でも約75万〜320万円が目安です(2026年7月時点)。この記事では世代・グレード別の相場表と、ハリアーが高く売れる理由、相場より高く売るコツまで、各社の公表データをもとに整理しました。
まず結論。ハリアーの買取相場は「世代」と「グレード・年式」で大きく変わる
ハリアーも一物一価ではありません。同じ「ハリアー」でも、世代(60系・80系など)とグレード、年式、走行距離、修復歴、売る時期で数十万〜100万円単位の差が出ます。それでも他のSUV・ミニバンと比べると、年式が進んでも相場が崩れにくいのがハリアーの特徴です。まずは世代・グレードごとの相場レンジをつかんでから、実際の査定に進むのが遠回りに見えて堅実です。
ハリアー以外の車種も含めた相場感を知りたい方は車買取相場表(全車種版)でまとめています。軽自動車のようなボディタイプの違う車と比べたい場合は軽自動車の買取相場も参考になります。
下の相場表は「上限=人気グレード・良好な状態の実績」「下限=標準グレードや年式・走行が進んだ個体の目安」です。自分のハリアーがどのあたりに近いかを意識しながら読み進めてください。
【2026年7月時点】ハリアー世代・グレード別買取相場表
買取店や中古車情報サイトが公表する相場・査定実績をもとに、ハリアーの世代・グレード別の買取相場レンジをまとめました。数字は目安で、実際の金額は状態や時期、走行距離で変動します。
| 世代 | グレード帯 | 年式の目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|---|
| 80系(現行) | Z/Zレザーパッケージ(HV上位) | 2023〜2026年式 | 約230万〜460万円 |
| 80系(現行) | G/S/プログレス系 | 2020〜2022年式 | 約140万〜340万円 |
| 60系(先代) | プレミアム/プログレス系 | 2017〜2020年式 | 約150万〜320万円 |
| 60系(先代) | エレガンス/G系 | 2013〜2016年式 | 約75万〜230万円 |
| 30系以前(2代目・初代) | 全グレード | 2013年以前 | 約3万〜60万円 |
※2026年7月時点・各社公表データをもとにした目安。最新の条件は各社公式サイトでご確認ください。
並べると、80系のZグレードが頭ひとつ抜けていて、60系のプレミアム系がそれに続く形です。2代目(30系・2003〜2013年式)以前になると相場は一段下がりますが、状態次第では旧車・輸出向けとしてまとまった値がつくこともあります。
なぜハリアーは高く売れる?国内SUV人気とデザインの支持
ハリアーは1997年の初代登場時から「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを国内で切り開いた車種です。20年以上にわたって「上質だけど威圧的すぎない」デザインの評価が続いており、この積み重ねが中古市場での指名買いにつながっています。
- 先駆者ブランドの強さ:高級SUVの代名詞としての知名度が中古需要を下支え
- 中古SUV市場の活況:ミニバンからSUVへの乗り換え需要が続いている
- 上位装備の搭載率:パノラマルーフやJBLプレミアムサウンドなど、査定で評価されやすい装備が多い
- 人気色の在庫回転の速さ:ブラック・ホワイトパール系は買取店側の再販もしやすい
この4つが重なって、他の同クラスSUVより値落ちが緩やかな傾向を作っています。ただしグレードや色、修復歴で数十万円単位の差が出るため、「ハリアーだから安心」と油断せず相場表で当たりをつけておくことが大切です。
世代・グレード別で見る相場の傾向|60系と80系はここが違う
80系(現行・2020年〜)の傾向
2020年6月に登場した現行80系は、3年経過後もリセール率が高い水準で推移しているのが特徴です。とくにハイブリッド上位のZグレードは、年式が2〜3年進んでも高値が付きやすく、走行距離が短ければ新車価格の8〜9割近くを維持する例も見られます。走行距離で見ると、次のような目安になります(2023年前後の年式を基準)。
| 走行距離の目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 1万km前後 | 約270万〜360万円 |
| 3万km前後 | 約220万〜300万円 |
| 5万km前後 | 約160万〜255万円 |
| 8万km以上 | 約60万〜185万円 |
※2026年7月時点・各社公表データをもとにした目安。最新の条件は各社公式サイトでご確認ください。
5万kmを超えたあたりからレンジの下限が下がりやすくなります。過走行でもハリアーは値がつきやすい車種ではありますが、査定前の状態づくりで結果が変わりやすい価格帯とも言えます。
60系(先代・2013〜2020年)の傾向
3代目にあたる60系は流通量がもっとも多く、中古市場での動きが活発な世代です。年式が10年前後進んでも、プレミアムやプログレスといった上位グレードは200万円台の実績が出ることがあります。エレガンスなど標準グレードは相場が一段控えめですが、10万kmを超えても値がつくケースは珍しくありません。
30系・初代(2003年以前〜2013年)の傾向
2代目以前になると国内向けの買取相場は数万円〜60万円程度まで下がります。一方で高級SUVブームを背景に、状態の良い個体は輸出用の需要がついて相場が下支えされることがあります。年式の古いハリアーを手放すときは、輸出に強い買取業者もあわせて検討する価値があります。
ハリアーを相場より高く売る5つのコツ
ハリアーの場合、意識したいポイントは5つあります。
1. 複数社で相見積もりを取る。高級SUVは買取店によって得意・不得意が分かれやすく、1社の提示額だけでは妥当性を判断できません。全国規模で提携社数の多いカーセンサーや、老舗の一括査定サービスであるナビクルのような一括査定を使うと、比較の手間を減らせます。
2. 装備を自己申告する。パノラマムーンルーフ、本革シート、JBLプレミアムサウンドシステムなどは見た目だけでは気づかれにくく、申告漏れで評価されないことがあります。装備は言葉にして伝えましょう。
3. 内装のコンディションを整える。高級SUVは内装の質感が評価軸になりやすく、シートの傷やニオイ(喫煙・ペット臭)は減点になりやすい部分です。査定前のクリーニングは効果が出やすい投資です。
4. 需要期を意識する。決算期の1〜3月や、レジャーシーズン前の初夏はSUV需要が上向きやすい時期です。急ぎでなければ、売り時を数週間ずらすのも手です。
5. 旧世代は輸出に強い業者もあわせて検討する。30系以前や過走行の個体は、ユーカーパックのようなオークション形式の買取サービスだと、海外への販路を持つ業者と直接マッチングしやすく、国内相場より高い提示が出ることがあります。
売却が決まったら、次に気になるのが必要書類です。ローンが残っている場合は手続きが変わるため、事前に流れを把握しておくと安心です。
ハリアーの買取相場に関するよくある質問
まとめ|世代とグレードを押さえて”うちのハリアー”の目安をつかもう
ハリアーの買取相場は、80系のZグレードが頭ひとつ抜け、60系の上位グレードも根強い需要があり、30系以前でも輸出需要が下支えする、という構造になっています。国内SUV人気の高さとデザインへの支持が、他の車種より値落ちを緩やかにしている理由です。世代とグレード、走行距離を自分で照らし合わせれば、相場表のどのあたりに位置するかが見えてきます。
目安がつかめたら、あとは実際の査定額を確かめる段階です。装備の申告や内装のコンディションを整えたうえで、複数社に見積もりを依頼し、提示額を比べてみてください。
まずは無料で、あなたのハリアーの買取額をチェック
※相場は2026年7月時点で各買取店・中古車情報サイト(車選びドットコム・グーネット・ユーカーパック・カーセブン等)が公表する相場・査定実績を参照した目安です。実際の買取額は、車両の状態・グレード・時期・地域によって変動します。


