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同じステップワゴンでも、年式とグレードの組み合わせ次第で買取額は300万円近く変わることがあります。子育て世帯の定番ミニバンだけに「乗り換えのタイミングでいくらになるか」は気になるところですよね。2026年時点の公表データをもとに、年式・グレード別の買取相場と、この車が高く売れる理由、世代ごとの傾向、そして高く売るコツまで整理しました。
まず結論。ステップワゴンの買取相場は「年式」と「グレード」で数百万円変わる
先に数字で見ておくと、直近の1〜2年落ちなら300万円前後、10年落ち前後までは100万円台を保つ例が多く、そこから先は下がり方が大きくなります。ホンダの主力ミニバンだけあって、年式が古くなっても値崩れしにくいのがステップワゴンの特徴です。ただし同じ年式でもグレードや仕様で数十万〜100万円以上の差がつくため、「年式」だけでなく「グレード」もセットで見る必要があります。
| 年式(経過年数) | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 2025年式(1年落ち) | 約286万〜322万円 |
| 2023年式(3年落ち) | 約268万〜312万円 |
| 2021年式(5年落ち) | 約242万〜298万円 |
| 2019年式(7年落ち) | 約179万〜198万円 |
| 2017年式(9年落ち) | 約142万〜172万円 |
| 2015年式(11年落ち) | 約123万〜142万円 |
| 2013年式(13年落ち) | 約55万〜66万円 |
| 2011年式(15年落ち) | 約16万〜22万円 |
表の上限は状態のいい上位グレード、下限は標準グレード・走行距離多めの目安です。2015年式(11年落ち)と2013年式(13年落ち)の間で下がり方が急になっているのは、世代が切り替わる境目にあたるためです。理由は次の章で説明します。
ステップワゴン以外の車種相場も気になる方は、車買取相場表(全車種版)で人気車種をまとめて確認できます。
ステップワゴンが高く売れる理由|ホンダミニバンの主力という立ち位置
ステップワゴンがミニバンのなかでも値崩れしにくいのには、いくつか理由があります。
- ホンダの看板ミニバン:セレナ・ノアと並ぶ主力車種で、常に一定の中古需要がある
- e:HEV(ハイブリッド)の存在:燃費を重視するファミリー層からの支持が厚く、指名買いにつながりやすい
- 5代目限定の「わくわくゲート」:助手席側リアドアが横開きに加えて後方にも開く珍しい機構で、荷物の積み下ろしがしやすいと評判。6代目で廃止されたため、この装備目当てで5代目を選ぶ買い手が一定数いる
- ファミリー層の安定需要:チャイルドシートや3列目を使う世帯の買い替えサイクルが一定で、中古の流通量が多く業者側も仕入れやすい
特にわくわくゲートは分かりやすい例です。同じ「ステップワゴン」という名前でも、装備の有無だけで指名買いの強さが変わってくる。だからこそ、年式だけでなく世代・グレードを合わせてチェックする必要があるんですよね。
世代別に見る買取相場の傾向|4代目(RK系)・5代目(RP系)・現行6代目(RP系)
ステップワゴンは大きく3つの世代に分かれます。それぞれの傾向を押さえておくと、自分の車がどのポジションにいるか判断しやすくなります。
現行6代目(RP6型・2022年〜)
「SPADA(スパーダ)」と「AIR(エアー、現在は廃止)」の構成で登場し、ガソリンとe:HEVを用意した世代です。わくわくゲートは廃止された一方、内外装の質感と走行性能は底上げされています。中古市場でも品薄気味で、1〜4年落ちなら200万円台後半〜300万円台という水準を維持しやすいのが特徴です。
5代目(RP1〜RP5型・2015年〜2022年)
わくわくゲートを搭載した唯一の世代で、「あの機能が欲しい」という指名買いが根強く残っています。2015年式(11年落ち)でも100万円台をキープできているのは、この需要が下支えしている面が大きいと考えられます。全グレードがガソリンで、ハイブリッドが存在しないのもこの世代の特徴です。
4代目(RK系・2009年〜2015年)
登録から10年以上が経過した車が中心で、国内相場は数十万円台まで下がりますが、海外への中古車輸出需要や部品取り需要があるため、動く状態であれば値がつきやすい世代です。3列目シートの状態や修復歴の有無で評価は大きく分かれます。
自分の車がどの世代かは、車検証の初度登録年月とグレード名(SPADA/AIR表記かどうか、わくわくゲートの有無)で判断できます。迷ったら販売店やディーラーに型式を確認すると確実です。
グレード・仕様で変わる相場|スパーダ プレミアムライン・スパーダ・エアーとe:HEV/ガソリンの違い
現行6代目を例に、3年落ち時点でのグレード別の相場を見てみましょう。
| グレード | ガソリン(1.5L) | e:HEV(ハイブリッド) |
|---|---|---|
| スパーダ プレミアムライン | 約445万円 | 約337万円 |
| スパーダ | 約399万円 | 約320万円 |
| エアー(現行では廃止) | 約352万円 | 約298万円 |
意外に思われるかもしれませんが、この3年落ち時点の水準では、上位グレードのガソリン仕様のほうがe:HEVより買取額が高く出ています。新車価格の差に加え、ガソリン仕様のほうが供給台数が絞られていることが影響していると見られます。前章の年式別表はミドルグレードを含めた全体の目安なので、グレード次第ではこの表のように上振れするケースがある、と理解しておくといいでしょう。
寒冷地仕様やサンルーフ、後席モニターなどのメーカーオプションも査定額に上乗せされることがあります。見積もり時は装備一覧を伝え忘れないようにしましょう。
ステップワゴンを相場より高く売る5つのコツ
気になりますよね。結論から言うと、多少の跡や軽い汚れだけで大幅減額になることは少ないですが、放置するより手を打っておいたほうが印象は確実によくなります。ステップワゴンならではのポイントを5つ紹介します。
1. わくわくゲート・両側パワースライドドアの動作を確認する。5代目ならわくわくゲート、全世代共通でスライドドアの開閉がスムーズかは査定士が必ず見る項目です。異音や引っかかりがあれば事前に伝えておきましょう。
2. 3列目シートと床下収納を清掃する。飲食物のシミやにおいはミニバン特有の減点対象です。シートを畳んだ状態・広げた状態の両方を見せられるようにしておくと印象がよくなります。
3. チャイルドシート跡や傷は無理に隠さず申告する。ファミリー層の買い替えが多い車種だけに、査定士も想定の範囲内として見てくれることが多いです。隠して後から発覚するほうが評価を下げます。
4. 純正オプション・寒冷地仕様を正確に伝える。後席モニターやサンルーフ、フルセグナビなどは自己申告しないと見落とされがちです。
5. 複数社で相見積もりを取る。わくわくゲート搭載車やe:HEVの人気グレードは業者によって評価の付け方が分かれやすいため、1社だけで決めないのが鉄則です。相場より高く売るための一般的な考え方は車を高く売る11のコツでも詳しく解説しています。
エアロパーツや車高調などのカスタムは、業者によって評価が割れやすいポイントです。人気の高い純正然としたカスタムなら加点材料になることもありますが、査定前に「カスタム車も対応可能か」を確認しておくと二度手間を防げます。
売却先の選び方|一括査定と専門店、ステップワゴンはどちらが向いている?
ステップワゴンのように流通量が多い車種は、一括査定サイトで複数社に競わせる方法が合いやすいといわれます。一方でわくわくゲート搭載車や希少グレードは、ミニバンに強い専門店のほうが強気の査定を出すこともあります。
- 複数社を一度に比較でき、相場の上限に近い金額を引き出しやすい
- 自宅にいながら概算をつかめる
- 依頼する社数が多いほど連絡が増えやすい
- 提携業者はサービスごとに違う
公表情報を比べると、カーセンサーは1000社以上のなかから最大30社まで同時依頼でき、ミニバンに強い業者を選びやすいのが特徴です。ナビクルも提携店舗数の多さが強みで、MOTAは連絡が上位3社に絞られる仕組みで電話の負担を抑えられます。電話をできるだけ減らしたい人は、登録不要の相場チェックから始めるのも一つの手です。ただし「とにかく最短で手放したい」というスピード重視の人には、一括査定より1社完結の専門店のほうが向いていることもあります。
ステップワゴンの買取相場に関するよくある質問
まとめ|ステップワゴンは年式とグレードをセットで見るのが近道
ステップワゴンの買取相場は、ホンダの主力ミニバンという立ち位置に支えられて、年式が古くなっても値崩れしにくいのが特徴です。ただし世代の境目やグレード・仕様で数十万〜100万円以上の差が出るため、「自分の車がどの世代・グレードか」をまず整理することが、相場より高く売る一番の近道になります。
相場感がつかめたら、あとは実際の金額を確かめるだけです。わくわくゲート搭載車や希少グレードなら専門店も含めて、複数社に見積もりを取ってみましょう。他の車種の相場は軽自動車の買取相場や車買取相場表(全車種版)でもまとめています。
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※相場は2026年時点でケンタ車分析・ハナマル・カーセンサー・ナビクル等が公表する買取相場・査定実績を参照した目安です。実際の買取額は、車両の状態・グレード・時期・地域によって変動します。


