リセールバリューが高い車ランキングのイメージ|残価率 車 ランキング

リセールバリューが高い車ランキング【2026年】値落ちない理由も解説

※本記事はプロモーションを含みます

同じ3年落ちなのに、片や新車価格を超える査定額がつき、片や新車価格の半分以下——中古車市場では、この差がごく普通に起きています。差を分けているのは車種の知名度だけではありません。データを見ていくと、値落ちしにくい車には「海外への輸出需要が強い」か「生産・供給がもともと絞られている」かのどちらかに当てはまるという、はっきりした共通点が見えてきます。この記事では、2026年時点で各社が公表している残価率データをもとに、リセールバリューの傾向とその理由、そして順位だけを鵜呑みにしないための注意点までまとめました。

【結論】値落ちしにくい車は「輸出需要」か「限定生産」のどちらかに当てはまる

先にまとめておきます。リセールバリュー(中古車として売却するときの残存価値)が高い車には、大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは、国内だけでなく中東・アフリカ・アジアなど海外への輸出需要が強く、業者オークションの相場そのものが底上げされているタイプ。もうひとつは、新車の生産・供給台数がもともと絞られていて、欲しい人の数に対して市場に出回る量が少ないタイプです。ランドクルーザーやハイエース、アルファードは前者の代表格、ジムニーや期間限定で復刻したモデルは後者の代表格にあたります。どちらのタイプかを知っておくと、車選びでも売却タイミングの判断でも、ランキングの順位以上に役立つ視点になります。

車種ごとの具体的な買取相場の目安は車買取相場表(人気車種・年式・走行距離別)で年式別にまとめています。今回は「なぜその相場になるのか」という理由の部分にしぼって解説します。なお、残価率という指標そのものの読み方や、3年・5年・7年でどう下がっていくかという一般的なカーブについては残価率の年式別カーブを解説した記事で整理しているので、車種を問わない基本の考え方を知りたい場合はそちらもあわせてご覧ください。

この記事の読み方

ここで紹介する数字は、複数の中古車情報サイトが公表している残価率データをもとにした傾向値です。グレード・色・走行距離・修復歴の有無で実際の金額は上下するため、最終的な判断は必ず複数社の査定額で確認してください。

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リセールバリュー(残価率)ランキング|2026年の目安を表で確認

残価率とは、新車価格に対して数年後の買取・下取り相場がどれくらいの割合を保っているかを示す数字です。100%を超えている場合、新車価格より高い金額で取引されていることを意味します。まずは代表的な車種の残価率の目安を見てください。

順位 車種 3年後の残価率目安 5年後の残価率目安 値落ちが緩やかな主な理由
1 ランドクルーザー 約114% 約101% 中東・アフリカ向けの輸出需要が非常に強い
2 ランドクルーザープラド 約90% 約91% 輸出需要+新型への切り替え待ちで中古が品薄
3 ジムニー 約102% 約67% 新車の納期長期化+海外でも根強い人気
4 アルファード 約86% 約76% アジア圏の富裕層需要+新車価格帯の高さ
5 RAV4 約95% 約68% 欧州向け輸出+国内SUV人気の継続
6 N-BOX 約72% 約62% 輸出ではなく国内カスタム需要の底堅さ

N-BOXだけは他の5車種と違い、輸出よりも国内の人気カスタムグレードの需要が支えている点が特徴です。同じ軽自動車でも輸出需要と国内需要のどちらが効いているかで、値落ちの理由が変わることが分かります。ミニバン人気の中心にいるアルファードの年式別の細かい相場は車買取相場表、SUV人気を牽引するRAV4の世代・グレード別の傾向はRAV4買取相場の記事で詳しく解説しています。

海外輸出需要が残価を押し上げる仕組み|ランドクルーザー・プラド・ハイエースの実例

日本から海外へ輸出される中古車の台数は、2026年5月までの累計で69万台を超えており、輸出は決して一部の話ではありません。輸出先ごとに好まれる車種にも傾向があり、中東・アフリカではランドクルーザーやアルファード、ヴォクシー、ハイエースといった耐久性重視の実用車が人気で、ヨーロッパではヤリスやカローラ、RAV4のような取り回しの良いモデルが選ばれやすいとされています。国内の買取業者はオークション相場を見て査定額を決めるため、こうした海外需要は回りまわって国内の買取価格にも反映されます。

とくにランドクルーザー300系は、グレード別の残価率データでも上位グレードのZXが平均122%台、下位グレードのVXでも98%台と報告されており、グレード差はあっても総じて高水準を維持しています(2026年5月時点の集計)。中東やパキスタン向けの輸出ルートが確立していることが、この水準を下支えする要因のひとつです。プラドも同様に、10年落ちでも一般的な国産車の3年落ち程度の残価率を維持するとされ、輸出需要に加えて新型への切り替え時期が中古在庫を品薄にしている面もあります。世代別の詳しい相場はランドクルーザー買取相場の記事でまとめています。

ハイエースも輸出人気車の常連です。低年式・過走行でも値がつきやすいのは、国内の実用需要だけでなく、海外で長く使い続けられる商用車としての需要が根強いためです。詳しい年式・グレード別の傾向はハイエース買取相場の記事で解説しています。

  • 右ハンドル・左ハンドルどちらの生産もある実用車か(輸出しやすい車ほど需要が広い)
  • SUV・バン・ミニバンなど耐久性重視の実用モデルに該当するか(中東・アフリカ向けは特にこの傾向が強い)
  • 国内の新車納期が数ヶ月〜1年単位で長期化していないか(供給不足は中古相場の底上げにつながる)
豆知識:輸出需要は「国内の売りやすさ」にも直結する

輸出需要の強い車種は、地方の小さな買取店でも「どこに卸せば高く売れるか」の選択肢が広いのが特徴です。国内向けの再販ルートしか持たない業者より、輸出オークションへのパイプを持つ業者のほうが、こうした車種では強気の査定を出しやすい傾向があります。

限定生産・希少性が効く車|ジムニーとランドクルーザー70の実例

もうひとつの軸が、生産や販売そのものが絞られているタイプです。ジムニーは新車の納期長期化が続いており、欲しくてもすぐ手に入らない状態が中古相場を押し上げています。とくに上級グレードのXCやJCは、高年式・低走行であれば新車価格に近い査定がつくこともあると言われるほどです。

期間限定モデルの分かりやすい例が、2023年に一定期間だけ国内復刻されたランドクルーザー70です。2004年に国内販売を終えていたモデルが、生産・受注ともに期間限定で復活したこともあり、中古市場でもプレミア的な扱いを受けやすくなっています。こうした「もう新車では買えない」という希少性は、輸出需要とは別のロジックで残価を支える要因になります。ジムニーの詳しい年式・グレード別の相場はジムニー買取相場の記事でまとめています。

輸入車のなかにも、生産台数を絞ることで値落ちを抑えているブランドがあります。傾向の違いや具体的な車種は外車の高価買取ランキングを解説した記事で詳しく整理しているので、輸入車の購入・売却を検討している場合はあわせて確認してみてください。

一方で値落ちが早くなりやすい車の傾向

逆に値落ちが早くなりやすいのが、輸出需要も限定生産の要素もない、国内専用のセダン系です。公表されている残価率データでは、レクサスISで3年後67%・5年後45%程度、レクサスESでは3年後43%・5年後31%程度という水準が示されています。SUVやミニバンと比べると、下落のペースがはっきり速いのが分かります。

残価率が高い車を選ぶメリット
  • 数年後に買い替える際、下取り・売却額との差額が小さく済む
  • ローンを組んでいる場合、残債と売却額のバランスが取りやすい
  • 手放すときに「専門業者に絞る」「海外向けに強い店を選ぶ」など選択肢が広い
値落ちが早い車に出やすい共通点
  • モデルチェンジのたびに内外装が大きく一新され、旧型が見劣りしやすい
  • 需要が国内に閉じており、海外の業者オークションでの引き合いが弱い
  • 電動化・先進安全装備の進化が速く、型落ち感が出やすい

セダン人気の低下自体は今に始まったことではありませんが、輸出需要という下支えがない分、国内の販売動向がそのまま相場に響きやすい点は覚えておくとよいでしょう。走行距離や年式の影響については車買取相場表の記事でも詳しく触れています。

ランキング上位でも油断できない「個体差」の話

Q
ランキング1位の車を買えば、下取りや売却で確実に得をしますか?

そう単純にはいきません。ランキングはあくまで「車種としての傾向」であって、色・グレード・修復歴の有無・走行距離次第で、同じ車種のなかでも査定額は大きく開きます。人気色ではないボディカラーだったり、事故による修復歴があったりすると、車種全体の残価率が高くても、その1台だけは平均を大きく下回ることも珍しくありません。

ここまで紹介してきたランキングは、あくまで「車を選ぶ・売るタイミングを判断する」ための入口として使うのがおすすめです。反対に、走行性能や燃費より最新の安全装備・快適装備を優先したい人や、数年おきの短期間での乗り換えを予定していない人にとっては、残価率だけを基準に車を選ぶメリットは薄くなります。実際にいくらになるかは、最終的に複数の業者に見積もりを取って比べるのが確実です。一括査定サイトの選び方は一括査定サイトのおすすめ比較、査定額を伸ばす具体的なコツは車を高く売るコツでまとめています。

注意

残価率ランキングは調査元によって集計時期・対象グレード・地域が異なり、数字にはある程度の幅があります。「絶対にこの順位」と決めつけず、複数の情報源にあたったうえで、最後は実車の査定額で確かめる姿勢が大切です。

リセールバリューランキングに関するよくある質問

残価率は、どうやって計算されているのですか?
新車価格に対して、数年後の買取・売却相場がどれくらいの割合を保っているかで示されます。たとえば新車300万円の車が3年後に210万円で取引されていれば、残価率は70%です。100%を超える場合は、新車価格より高い金額で取引されていることになります。
輸出需要が強い車は、国内の買取でも本当に高くなりますか?
なりやすいです。国内の買取業者の多くは、業者間オークションの相場を基準に査定額を決めています。輸出需要が強い車種はオークション価格そのものが上がりやすいため、その結果として国内の買取額にも反映されやすくなります。
ランキングに入っていない車種は、値落ちが早いということですか?
そうとは限りません。この記事のランキングは代表的な車種を抜き出した傾向表で、すべての車種を網羅しているわけではありません。掲載のない車種でも、グレードや状態次第で残価率が高くなるケースは十分にあります。
限定車やグレードの違いは、残価率にどれくらい影響しますか?
影響は小さくありません。同じ車種でも上位グレードと標準グレードでは、残価率が10〜20ポイント以上開くケースがあります。限定生産のグレードほど中古市場での希少性が高く、値落ちが緩やかになりやすい傾向があります。

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まとめ|順位より「なぜ高いか」を知って選ぶ・売る

リセールバリューが高い車には、海外への輸出需要が強いか、生産・供給がもともと絞られているかという、はっきりした共通点があります。ランドクルーザーやプラド、ハイエースは前者、ジムニーや期間限定モデルは後者の代表例です。反対に、輸出需要も希少性もない国内専用セダンは、下落のペースがはっきり速く出るケースが目立ちます。

ただし、ランキングの順位はあくまで車種全体の傾向にすぎません。同じ車種でも色・グレード・修復歴・走行距離で査定額は変わるため、最終的な判断材料には、必ず実際の査定額を使ってください。車種ごとの年式・走行距離別の相場は車買取相場表で確認できます。

ランキングの傾向がつかめたら、次は愛車の実際の査定額を確認してみましょう

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※本文中の残価率・輸出台数は2026年時点で参照した各社公開データをもとにした目安です(参照:カーセブンナビクルソコカラの各公表情報)。グレード・状態・時期により実際の査定額は変動します。最新の情報は各社公式サイト・査定時にご確認ください。


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