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「フォレスターってスバル車のなかでもリセールが強いらしいけど、実際いくらで売れるの?」そんな疑問に、2026年7月時点の公表データで答えます。フォレスターは国産SUVのなかでも値落ちしにくい部類に入り、2025年4月に登場した新型(6代目)はまだ流通台数が少なく高値が付きやすい状況です。先代のSK系・SJ系も、シンメトリカルAWDとアイサイトへの評価から一定の値がつく”底堅さ”が持ち味の1台といえます。各社が公表する相場情報・査定実績を突き合わせて中立に整理しました。
結論:フォレスターの買取相場は「世代」で大きく変わる
結論を先に言うと、フォレスターの買取相場は「世代」でまず大きく分かれ、そのあとグレードと走行距離で細かく調整されるイメージです。2025年4月に登場した新型(6代目)、2018〜2024年に販売されたSK系(5代目)、2012〜2018年のSJ系(4代目)とでは、相場の土台そのものが違います。
| 世代 | 年式の目安 | 買取相場レンジの目安 |
|---|---|---|
| 新型(6代目・2025年4月〜) | 2025年式 | 約330万〜460万円 |
| SK系後期(5代目・2021年以降) | 2021〜2024年式 | 約120万〜310万円 |
| SK系前期(5代目・2018〜2020年) | 2018〜2020年式 | 約60万〜180万円 |
| SJ系(4代目・2012〜2018年) | 2012〜2018年式 | 約13万〜120万円 |
※2026年7月時点で各社が公開している情報をもとにした目安レンジです。グレードや走行距離、車両の状態次第で実際の査定額は上下します。
同じ世代の中でも、Advance系のハイブリッドで低走行なら表の上のほう、標準グレードで年式や走行が進んでいれば下のほうに近づくイメージです。次の章でグレード・走行距離ごとの違いを詳しく見ていきます。
SUV以外の車種も含めた全体の相場感を先につかんでおきたい方は、車買取相場表(全車種版)もあわせてご覧ください。同じミドルクラスSUVとして比較検討されることが多いRAV4やCX-5の相場もあわせて確認しておくと、乗り換え先を選ぶ際の判断材料になります。
なぜフォレスターは高く売れる?スバル4WD・安全性能への評価
「軽やコンパクトカーより値落ちが緩やかな気がする」と感じる方も多いはず。フォレスターのリセールが崩れにくい背景には、次のような要因があります。
- シンメトリカルAWD:日本仕様は全グレードが標準で4輪駆動。雪道や悪路でも姿勢を崩しにくい駆動方式として、積雪地域やアウトドア志向のユーザーから根強く支持されています。
- アイサイト:スバル独自の運転支援システム。搭載の有無だけでなく、世代が新しいほど査定でも評価されやすい装備です。
- 海外での知名度:ラリーで培われたブランドイメージと悪路走破性への評価から、国内で流通が落ち着いた個体が海外向けの中古車市場に流れることもあります。
- 新車の供給状況:新型は発売から日が浅く流通台数がまだ少ないため、当面は高値を維持しやすい状態です。
ただし、これらはあくまで「値落ちが緩やかになりやすい要因」であって、どのフォレスターでも同じように高く売れると約束するものではありません。年式・走行距離・修復歴の有無で査定額は当然変わります。
世代別に見る買取相場の傾向|新型・SK系・SJ系
フォレスターは大きく分けて、新型(6代目・2025年4月〜)、SK系(5代目・2018〜2024年)、SJ系(4代目・2012〜2018年)の3世代が中古車市場に流通しています。世代ごとの傾向を見ていきましょう。
新型フォレスター(6代目・2025年4月〜)の傾向
ボクシーなデザインに一新され、新開発の2.5L水平対向ストロングハイブリッドと高度運転支援の「アイサイトX」を採用したのが新型フォレスターです。2026年7月時点ではまだ市場に出回る台数が少なく、事故歴がなければ新車に近い高値が付きやすい状態が続いています。査定実績データでは、上位グレードの「プレミアムS」「X-BREAK S」のハイブリッド(HEV)仕様で400万円台後半の買取例が報告されています(2026年6月時点)。ガソリン仕様や下位グレードはこれより控えめな水準になりますが、それでも流通の少なさから高めの評価がつきやすい傾向です。
SK系(5代目・2018〜2024年)の傾向
SK系は前期(2018〜2020年ごろ)と、内外装が洗練された後期(2021年以降)で分けて考えると分かりやすい世代です。ハイブリッド(e-BOXER)のAdvanceグレードは人気が高く、査定実績データでは173.5万〜309.0万円の買取例が報告されています。走行距離が5万km以内でアイサイトや先進安全装備(アドバンスドセイフティパッケージなど)を搭載していれば、後期モデルを中心に200万円台の査定が狙える水準です。前期モデルも国内需要が根強く、年式が進んでも一定の値がつきやすい世代といえます。
SJ系(4代目・2012〜2018年)の傾向
SJ系はすでに10年前後が経過した世代ですが、走行距離が抑えられていれば高値が続きます。10年落ち前後の個体では、2万km台で80万〜99万円、12万km前後では43万〜56万円という買取例が紹介されており、走行距離の差がそのまま評価額の差に直結する世代です。10万kmを大きく超えると値下がりが加速しますが、部品取りや海外需要を見込む買取店では値がつくこともあります。
走行距離でどれくらい変わる?SK系を例に
年式と並んで相場を左右するのが走行距離です。目安としてよく言われるのが「年間1万km」で、これを大きく超えると”過走行”と見られて評価が下がりやすくなります。実際にどのくらい動くのか、SK系の走行距離別の目安で見てみましょう。
| 走行距離の目安 | 買取相場の目安(SK系) |
|---|---|
| 1万km前後 | 約282万円 |
| 3万km前後 | 約235万円 |
| 5万km前後 | 約123万円 |
| 7万km前後 | 約83万円 |
| 10万km前後 | 約31万円 |
5万kmを境に下がり方が急になり、10万kmはもうひとつの節目です。グーネットが公表する年式・走行距離別データでもこの傾向が見て取れ、5万kmを超えたあたりから査定額の下落幅が大きくなっています。
メーターの数値を実際より少なく細工する行為は法律違反にあたり、発覚すると契約解除や損害賠償を求められることもあります。距離が多く進んでいても値が付く例は珍しくないため、ありのままの数値を伝えたうえで何社かに声をかけてみるほうが、結果的に納得のいく金額に近づきやすいです。
フォレスターを相場より高く売る4つのポイント
ポイントを4つに絞ってお伝えします。特別な準備は要りませんが、知っているかどうかで差がつく部分です。
1. アイサイトの世代とグレードを正確に伝える。同じ「アイサイト搭載車」でも世代によって評価が変わることがあるため、車検証や取扱説明書で装備内容を確認してから査定に臨むと安心です。
2. 人気オプションを申告する。大型サンルーフ、ルーフレール、パワーリヤゲート、本革シートなどは自己申告しないと見落とされがちです。装備は言葉にして伝えましょう。
3. 積雪期前(9〜11月ごろ)を意識する。4WDへの需要が高まる時期は、積雪地域を中心に買取店も積極的になりやすいタイミングです。急ぎでなければ、売り時を少しずらすのも手です。
4. 複数社で相見積もりを取る。輸出需要を見込む業者と国内販売中心の業者とでは値付けの考え方が異なるため、1社だけでは提示額が妥当かどうか判断できません。
ここまではフォレスターならではの視点でしたが、洗車や書類準備、交渉のタイミングなど車種を問わず効く基本の高価買取テクニックもあります。まとめて確認したい方は車を高く売る11のコツを参考にしてください。
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フォレスターの買取・売却によくある質問
まとめ|フォレスターは「世代・グレード・走行距離」で相場を見極める
ここまで見てきたように、フォレスターの査定額を決める一番大きな分かれ目は世代です。そのうえでグレードと走行距離が加わって、実際の金額が固まっていきます。シンメトリカルAWDとアイサイトへの評価に支えられて値落ちが緩やかな一台ではありますが、「フォレスターだから必ず高い」というわけではなく、状態を整えて正しく申告することが最終的な金額を左右します。
相場感がつかめたら、あとは実際の金額を複数社で確かめる段階です。ご家族の軽自動車もあわせて手放す予定があるなら軽自動車の買取相場も参考にしてみてください。
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※相場は2026年7月時点でグーネット、ユーカーパック、カーセブン、ナビクルが公表する相場・査定実績を参照した目安です。実際の買取額は、車両の状態・グレード・時期・地域によって変動します。


